【春のメダカ飼育】
初心者でも失敗しない飼育方法!春のメダカ飼育の基本
ついにメダカのシーズンが始まりますね。長い越冬が終わってメダカが行動を始める春のメダカ飼育の3つのポイントを話していきます。
その1:春の飼育容器の準備
春のメダカ飼育に必要な飼育容器とは何でしょうか?水温がしっかり管理できるなるべく大きくて深い飼育容器が良いです。
メダカの飼育容器は、様々なサイズが販売されていますが、できるだけ大きい容器を選ぶことが推奨されています。
大きい飼育容器が望ましい理由を詳しく説明します。
まず、水質管理がしやすい
メダカは、水温変化と水質の変化に非常に敏感な生き物です。飼育容器が小さいと、水温と水質の変化が激しくなります。
また、飼育密度が高くなりがちで、そのために水の汚れが早く進みます。しかし、大きい容器では、飼育密度を下げつつ、
十分な水量を確保できるため、水質管理が容易になります。
そしてメダカの成長に適した環境を提供できる
メダカは、成長にあたり、広い環境を必要とします。
同じ時期に生まれたメダカを小さな飼育容器と大きな飼育容器で比べると飼育容器が小さいと、メダカの成長に必要なスペースが不足してしまい、
健康な成長を妨げる原因となります。また、大きい容器では、飼育密度を下げることができるため、
飼育環境をメダカの成長に適した状態に保つことができます。
なので格段に大きな飼育容器のメダカのほうが早く大きく育ちます。
春のメダカ飼育の2つ目のポイントを話していきます。
その2:春のエサの与え方
春のメダカには、どのようにエサを与えればよいのでしょうか?
まず越冬中にエサ切りしていたメダカを3月からエサを少量ずつ与え始めましょう。
日中の温かい時間に少しずつです。
3月末からは餌やりも一日2~3回に増やし体力を付けていくと良いでしょう。
徐々にエサやり回数を増やしていきます。
しかし春は朝晩はまだ冷え込むことがあります。水温が10℃を超えている時間に餌やりを行いましょう。日没の2時間前も餌やりは避けましょう。
消化不良をおこしてしまいます。
春のメダカ飼育の3つ目のポイントを話していきます。
その3:春の繁殖準備のコツ
メダカの産卵期は4月末ごろから始まります。
その時期までの春のメダカ飼育は、繁殖の準備の大切な時期です。春にしっかり栄養を取れている事と、しっかりと日光を浴びていることが
4月末の産卵に大きな差を生みます。
先ほど、エサの与え方をお話ししたように、徐々にエサの回数を増やし、栄養豊富なグリーンウォーターで飼育することでメダカは産卵期の体力をつけていきます。
春は一日中日光が当たる場所に飼育容器を設置して健康で強い体を作りましょう。
飼育容器のペアリングもしっかり考えて、繁殖に必要な環境の整備など、行っておきましょう。
オスよりもメスの数が多くなるように
オス2対 メス3の2:3の比になるようにすると最適です。
10匹ならオス4匹 メス6匹
5匹ならオス2匹 メス3匹です。
このようにして繁殖期の準備をしておきましょう。