グリ-ンウォーターとは
春~夏にかけて、メダカの飼育水が緑色になることがあります。これは植物性プランクトンが多く発生したためで、青水とも呼ばれます。一見、濁った水に思えますが、実はグリーンウォーターはメダカの餌になる微小生物がいっぱいで栄養豊富な最適の水と言われます。
なお、強い紫外線を防ぐ役目もあり、病原菌の発生を抑えたり、水温変化をやわらげたり、メダカにストレスを与えない効果があります。グリーンウォーターで飼育する事でメダカは強く、元気に色鮮やかに育ちます。
メダカにとってグリーンウォーターは命の水と言えます。
グリーンウォータの作り方
飼育容器を日光の当たる外に置き、メダカを入れて7日~10日置くと、植物性プランクトンがメダカの糞尿の有害な窒素酸化物を栄養分として吸収してくれて、緑化していきます。
これで、自然にグリーンウォーターはできあがります。
ただし、あまりにもグリーンが濃いくなり過ぎてもいけません。
大量のプランクトンが発生すると、飼育水の酸欠になります。
その時は、3分の1の水を換えて、薄い緑色になるように調節しましょう。
メダカを、普通の飼育水からグリーンウォータに移すのも危険です。PHショックをおこし死んでしまう事があります。自然にグリーンウォーターになるのが最適です。